「4649」

4649、営業本部の緒方です。
 
コミュニケーションの歴史、50年社史を作成しているときに思い出しました。
 
 
私が入社したころ当時(平成元年くらい)は、会社から外出先の営業さんへの連絡はポケベルと呼ばれるものでした。
 
マッチ箱くらいの大きさで黒い金属の塊、腰ベルトに通して使用していた。
 
受信専用なので、一方的にピーピー鳴るだけで、その音に気付いて公衆電話と財布から10円玉を探す。
 
公衆電話に入ったら、ジーコ・ジーコとダイヤル回し(※1)、会社に連絡する。
 
するとA会社のBさんへ連絡してください!と言われる。
 
そしてまた、後ろの電話待ちの人に頭をぺこりと下げ、次の10円玉でその会社に連絡をする!
 
ジーコ・ジーコの間、色々なことを考える。
 
 
商談成立通知?
クレーム?
新規依頼?
プライベートの事?
仕事に進捗状況の事?
電話中プープーという音だったら再度電話する
~以下かなり続く~という流れ。
 
 
あー、疲れた。(書く方も疲れる)という具合。
 
その後、数字表記のポケベルが販売され、お客様の会社番号が打ち込まれる、番号を公衆電話でばしばしプッシュ(※2)する。
 
プッシュ早い!
 
動作が1ステップ短くなる。
 
 
ここで凄いのが、その機材の利用の仕方です。
 
基本は電話番号を入力、その番号に電話をするという物。
 
ところが会話コミュニケーションツールとして進化した。
 
冒頭4649は簡単、「よろしく」や114106「愛してる」、1052167「どこにいるの?」等会話が成り立つ様になりました!
 
その後の進化は文面量の都合上、また今度にします。
 
 
時代に沿った目新しいモノが、意外な使用のされ方をする。
 
新しいデジタルの時代に、新しい考え方のできる人になりたいです。
 
 
私達も、50周年のフレーズを「歴史は誇り、越えてゆけ。」としています。
 
新しい時代を越えてゆく為には、新しい力が必要です。
 
それは、これを閲覧しているあなたかもしれません!
 
来春の就職活動はお早めに!
 
 
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(※1・2は各自、想像してください)