「コロナ禍におけるグローバル業務」

担当:グローバル・ソリューション事業部:福田

新型コロナによる三密回避、行動自粛、自助努力など1年以上も続いています。
つい1年前までは、査証不要で193ヶ国を自由に渡航できる日本のパスポートは、
「世界最強パスポート」と言われたものです。

しかし、感染が治まらない日本からの渡航制限が厳しくなっており、
コロナ災難が去っても、以前のような自由渡航を取り戻せるのか?
まったく不明と言われています。

■手堅い日本食品■

各国の渡航制限により、インバウンドの経済減少は,99,3%。
でもなぜか?日本食品の輸出は18%の減少で収まっています。
不思議に感じるかもしれませんが、それは、家庭内食回帰によると推察できます。

香港、台湾、シンガポールなど東南アジア諸国の食事習慣は、
朝食から夕食まで90%以上が外食中心であり、家族がバラバラに摂るのが常識。
実際に台所が無いマンションが多数あります。

それが今、外食よりは、自宅で家族一緒の食事が60%以上と増えており、
日本風の「中食」や「宅配サービス」も順調です。
コロナ禍のこんな時、家族一緒だからこそ「安心・安全な信頼できる日本食材」を
購入している人々が増えているそうです。

海外飲食店への納品や売り上げが落ちる中で、
この家庭内食が日本食品を支えているのです。

■地方の小さな会社にもチャンス到来■

家庭の嗜好により購入できる日本商品、日本での越境通販も好調。
そこには、小ロット商品しかない企業でも参入可能性が出ています。

「安心・安全・日本的・初めての味など」地方が得意なカテゴリーですが、
海外流通に載せるだけの物量が生産できないジレンマがあります。
しかし今、地方の中小企業食材に絶好のチャンス到来です。

これからの世界的な感染病、国内の消費人口減など経済環境悪化に備えて、
地方企業の経営安定のためには、販路確保と日常的な輸出をお勧めします。

■Web配信業務開始■

弊社も2020年度の事業で、渡航不能のために、中止になれば売り上げ「0」。
それを補う企画変更で販路開拓業務を行いました。

その事例が、台湾との「オンライン・バイヤー商談会」。

熊本の事業者12社と台湾のバイヤー12社によるマッチング形式で行い、
無事に目的達成しました。

また、「調理人を対象とした料理セミナー」の参加者からは、
日本のテレビ番組を見ているようで楽しかったとの感想もいただきました。

海外や国内でのWeb配信、オンライン商談会・講習会・説明会・プレゼンテーション・・・

ご要望あれば、恐らくどこよりも持っているノウハウと、
どこよりも安価なシステムでご相談に応じますので、
お気軽にお問い合わせくださいませ。