アドマンのお正月の過ごし方

新しい年が始まって早いものでもう1か月が過ぎ、野球好きの僕にとってプロ野球がキャンプインする2月1日は、毎年2度目の正月のような気分になります。
そういう事も手伝ってか、たった1カ月ですが本当の(笑)お正月は、もう随分前のことに思えます。
広告業界に身を置く人たちにとって、お正月のテレビ番組の楽しみ方は、一風変わっているかもしれません。
正月3が日は「箱根駅伝」などに代表される「お正月特別番組」が各局編成されます。
ご存知の通り、民放の場合スポンサー収入によって番組は制作・放送されるわけで、特別番組を作れば作る分だけその番組にスポンサーさんを付ける必要があります。
つまり正月の番組は、「どんなスポンサーさんにどんな番組を提案するか」、各放送局及び各広告会社の腕の見せ所です。
普段見慣れないクライアントさんのCMが流れたり、正月ならではのCM素材が流れたり、はたまた箱根駅伝の一番盛り上がってるところで自分の手配したCMが流れたり・・・。
そんな楽しみ方も広告業界のだいご味だと私は思います。(場合によっては大きなショックを受けることもありますが、性格がMなんでしょうかねぇ。。。笑)

多くはキー局制作のネット番組(箱根駅伝みたいな全国放送のこと)がほとんどですが、その中には熊本ローカル制作の番組もいくつかあり、RKKで1月3日放送された「おめでとう!ホークス2018!!~いざゆけ若鷹軍団~」は、実は私がプロデューサーとして制作した番組です。
私が大の野球ファンでホークスファンだという話は過去に書いたと思うのですが、私が入社当時この業界で仕事をしていく中で掲げた1つの「目標」が、「ホークスの番組を作る!!」というものでした。
熊本出身の秋山幸二氏が監督になったとき、縁あって「秋山特番」を作るチャンスがをつかみ、それから毎年制作し、監督が変わった今でも継続させることができています。
ありがたいことに今年10回目を迎えました。
我ながら10年、よくやってきたなぁ。。。
最初のころは何とか目標をクリアすることが精一杯でしたが、ファンだからこそ知っている情報やネットワークを番組制作にもそしてセールスにも生かすことができ、ここ数年はありがたいことにスポンサードもほぼ自分の中で完結させることができています。
個人的に親しくなった選手もいて仕事冥利に尽きるとはまさにこのことです。

図1
~10年前の第1回放送カットより~

ホークス2
~今年のオープニングカットより~

若い人たちが増え、これからも増えていくであろう弊社ですが、数ある広告会社の営業マンの中でも、自分にしかできないキラリと光る仕事を数多く生み出してほしいと思います。

以上現場より、営業本部の江口がお伝えしました。