「思い出の仕事」

営業本部の北野と申します。

 

弊社は昨年50周年を迎え、今年3月までが「50周年イヤー」となっております。

という事で、引き続き50周年ネタを書き込みます。

私が会社に入社したのは1993年でした。

当時の手帳を取り出して見ると、当時の研修スケジュールや、当時お邪魔していたクライアント様の名前が出てきて、懐かしく思いました。

当時は携帯電話も無かったので、手帳の電話帳にはびっしりと名前と電話番号が書き込んであり、その時代が偲ばれました。

 

広告会社の営業として勤めてきて、印象に残っている案件を一つご紹介させていただきます。

入社して初めて飛び込みで仕事を受注したのが、ある古本屋さんでした。

その後も媒体の仕事を少しずつ受注しながらお付き合いは続き、3年目にその古本屋さんが、3店舗目を出店するとの事でしたので、これは何か違った大きな仕事をいただけるチャンスでは、と考えていろいろ話を聞いてみました。

新店舗に本棚は必要だと思い、見積りを作り提案しました。

まず広告会社のテリトリーでは無い業務で、難しいとは分かっていましたが、何と受注出来たのです。

しかも予備の本棚も作るので合計1,200台、売上額はご想像にお任せしますが、納品が思った以上に大変でした。

大型のトラックで運ばれてきた本棚を、当時入社したての〇下くんと二人で、倉庫に運び入れ、二人とも滝のような汗を流しながら、いろんなことが広告会社の仕事になるんだと再確認できたことを思い出します。

 

当時の手帳には、その古本屋さんに、足しげく通うスケジュールが書かれていました。

 

 

歴史は誇り、越えてゆけ。